9月29日が十五夜ということで、紙粘土を使ってお月見団子を作りました。
団子やススキを飾っているのは見たことがあるけど、「なんで飾るの?」と疑問を抱いている様子で、秋の収穫に対する感謝の意味や豊作を祈ったり、悪いことから遠ざけたりする意味が込められていることを伝えると「そうなんだ~」と話していた子ども達です。
ススキを近くで見ると「ほんとだ~!お米(稲穂)に似てる」と言う声や「お米は秋に収穫するって教えてもらったよ」等の声も聞かれ、沢山の発見や呟きがありました。
早速、紙粘土を触ってみると「気持ちいい」「柔らかい!」と感触を楽しんでいました。
伸ばしたり、丸めたりと自分なりの団子を作り・・・・
心を込めて丸めていた子ども達です。
紙粘土は乾燥すると固まるということを伝えると、「知らなかった」と声も聞かれました。
皆が作った団子を三方に乗せていく時に下から9個、真ん中が5個、上が1個の15個と伝えると、“十五夜だから15個”という発見もありました。
自分達で「1、2、3・・・・・」と数えて置いていました。
皆で作った団子を飾ると「いいね」「美味しそう」と頭を寄せ合いながら見ていました。
朝夕は涼しい風が吹き、空を見上げてみると雲が高く感じ、子ども達と一緒にひつじ雲やうろこ雲を見つけたり、何の形に見えるのか等を話したりしています。
季節の行事や自然にも触れて、沢山のことを一緒に発見していけたらと思います。
29日はみなさんで満月の空を見上げてみてはいかがでしょうか。